9th 全国草原サミット&シンポジウム

〜川でつながる草原の恵み〜

流域コモンズで分かち合う、水源地域の豊かな自然とくらし

分 科 会 13時〜14時30分


第1分科会
地域の生態系サービスを見える化−マップづくり−
                        企画・運営:公益財団法人日本自然保護協会
綾プロジェクト(宮崎県綾町)と赤谷プロジェクト(群馬県みなかみ町)で取り組
んでいるマップづくりの手法について事例を紹介。生態系サービスを見える化
し、それを地域づくりにどのように活用していくことができるか?その手法と活用
の可能性について検討する。

第2分科会
草資源(茅)の多面的な利用とこれからの茅葺き
                   企画・運営:一般社団法人日本茅葺き文化協会
自然観察の場や農村景観としての観光資源、建材や燃料、肥料など、茅資源の多面的な利用の取り組みを紹介し、貴重な地域資源としての茅資源と茅葺き民家を未来に生かすための多面的戦略とその可能性について議論する。

第3分科会
流域コモンズによる生物多様性保全と価値評価
                         企画・運営:三菱UFJ愡袷&コンサルティング
保全活動の運営は、円滑な活動の展開に向けた人材確保や活動資金確保が課題となっている。草地が持つ「生物多様性」の価値を、流域コモンズの意思(総意)の反映により定量化する方法を紹介するとともに、その評価結果を保全活動に活用していく方策について議論する。
第4分科会
草原と観光(ニューツーリズム)
                  企画・運営:徳永巧(グラウンドワーク大山蒜山)
全国各地で地域ツーリズムの取り組みがみられるようになり、みなかみ町でもエコツーリズム・ヘルスツーリズム・グリーンツーリズムを中心とした教育旅行などが、取り組まれている。そのような中、草原を含む自然環境や生物多様性も、観光を考える上で重要な資源として評価が高まりつつあり、他地域の事例紹介をまじえてニューツーリズムについて意見交流を行う。