イベント情報

火をまもる道をひらく

【一般参加者歓迎プログラム】
~ビオトープの手入れと茅場の防火帯整備から、生態系との新たな関係を見つける二日間  ~

詳細はこちら

【日時】2025年7月12日(土)〜7月13日(日)
【場所】 – 群馬県みなかみ町藤原「上ノ原」

茅場の防火帯整備を中心に、ビオトープ池の観察と必要に応じた手入れ、

そして前回やり残したタニウツギなどの侵入木の駆除を行います。

防火帯とは、野焼きの炎が拡がらないようにあらかじめ整備された“火を止める帯”のこと。燃やさない場所を意図的につくることで、火の延焼を防止し 、草原の再生や維持に欠かせない「見えないインフラ」です。

草原の管理は、「放っておくと森になる」という日本の自然の原理に抗う、意志ある行為でもあります。定期的な手入れと、火入れ(野焼き)を支える防火帯の整備は、目に見える自然の美しさだけでなく、見えないところで人の手と知恵が支えている風景の土台づくりなのです。

また今回は、ビオトープ池のようすをよく観察しながら、必要に応じて泥をさらい、環境を整える作業を行う予定です。池にたまった泥は、水の循環や生きものの営みに影響を与えることがありますが、状況によっては手を加えず見守るほうがよい場合もあります。水辺に寄り添いながら、草原と水辺のつながりに目を向ける機会にしていきます。

こうした作業を通して、草原という風景がどのように維持されているのか、そしてその風景の中で人がどう関わり続けてきたのかを、体と五感で学ぶ二日間。
すべての作業を、森林塾青水のメンバーがサポートいたしますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

汗をかきながら手を動かし、足元の植物に目を向け、鳥や虫の声に耳を澄ませながら、私たちの暮らしと自然との時間を感じてみませんか?

 

【参加について】

■集合:
・7/12(土)新幹線 上毛高原駅 10:20
・または、現地 上ノ原入会の森に11:30集合

■参加費:
2日間参加:3,000円(会員 2,000円)
日帰り:1日あたり1,000円
※別途お昼代(2日目)500円がかかります。お昼は流しそうめんを予定しています。
※みなかみ町民は参加費無料です。

■宿泊:
樹木 kirin(1泊2食付き 8,000円)
※宿泊は各自手配も可能です。

■持ち物・服装:
野外活動に適した服装(長袖・長ズボン・防水シューズなど)、弁当(初日昼)、水筒、雨具など
※詳細は案内ページをご確認ください。

■申込締切:7月2日(水)

■申込先:

フォームはこちらからご入力ください。

※ その他の活動予定「年間活動計画」をご参照ください。

最近の活動   ブログFacebookもご参照ください

★2025/426-4/27「森林塾青水20周年」上ノ原の野焼きと未来を語る2日間
を無事終えました。

お越しいただいたすべての皆様に感謝をお伝えします。
ご報告はブログにもアップしますので、しばらくお待ちください。

2024(7)「茅出し」(2024年11月23日ー24日)

お知らせ

★社会貢献者受賞のご報告

この度、当塾は、日光茅ボッチの会から推薦をいただき、200を越える候補の中から、第62回社会貢献者(団体)30に選ばれました。当日の様子はこちらをご参照ください。

「茅風73号」が発行されました。年次総会はじめ2024年10月から2025年3月までの活動が載っています。過去のバックナンバーは「会報誌・情報」―「茅風通信アーカイヴ」に収録されております。