2025年度 年間活動計画

活動目標

「人と生き物が入り会うコモンズ村・ふじわら」づくり

活動方針:合言葉は「飲水思源」

多様な人々が飲水思源の志でつながり、生き物たちでにぎわう上ノ原の「入会の森(茅場・ミズナラ林)」を持続的に保全・利用していく。

(2025年度の重点取り組み)

・20周年記念記念誌の発行と20周年記念行事の実施
・茅場の適切な管理として、野焼きが確実にできるように体制を整える。野焼きの効果の検証実験を行う。
・茅刈技術の向上により、出荷する茅の品質の向上と、安定的な販路確保をめざす。
・希少種の栽培技術の研究
・世界で進められている生物の多様性を保全する仕組み(OECM、自然共生サイト)への登録、認定をめざす。            ・ホームページをリニューアルし、ユネスコエコパークとしての上ノ原の価値を幅広くアピールしていく。

活動 主要行事抜粋 「一般参加歓迎プログラム」および「東京楽習会」。
4月 5日 総会・セミナー (於、東京都)

26日(土)27日(日)20周年記念事業 基調講演、シンポジウム    定例活動① 野焼き・山の口開け ~茅場の保全

5月 24日  麗澤中学校樹木観察会  於、千葉県柏市

~次世代を育てる(秋のフィールドワークへの導入)

31日(土)、6月1日(日) 定例活動② 山菜取り

7月 12日(土)、13日(日)定例活動③ 防火帯刈り払い・歩道整備

~野焼きの安全確保、生態系サービスの発掘

9月 中旬 連携先訪問(日光茅ボッチの会 ほか)

~情報交換、相互支援

10月 4日(土)5日(日)定例活動④ ミズナラ林整備と茅の穂採取

~ミズナラ林の保全、生態系サービス活用・社会貢献

22日  麗澤中学校フィールドワーク~次世代育成

11月 8日(土)、9日(日)定例活動⑤ 茅刈り および有志による茅刈合宿

~茅場の保全、生態系サービスの活用

11月上旬~下旬 茅刈ウィーク(地元による茅刈り)

29日(土)、30日(日)定例活動⑥ 茅出し・山の口終い

~生態系サービスの活用、社会貢献

2026年

1月

11日(土)、12日(日) 流域活動:小貝川、菅生沼の野焼 (於、茨城県常総市)
3月 8日(土)、9日(日)定例活動⑦ 冬の自然観察と雪原トレッキング
【時期未定】

茅ユーザー交流  ~生態系サービスの発掘、理解促進

楽習会(首都圏部会による流域連携活動) ~青水の活動分野全般への理解深化

【通年】

希少種の育成、生育状況モニタリング  ~生物多様性の保全、フィールへの理解促進

NPO奥利根水源地域ネット側面支援  ~担い手の確保

自伐林業との相互交流         ~担い手の確保

茅の販路開拓             ~収益化を通じて担い手確保

全国草原再生ネットワーク等連携団体への上ノ原来訪・利用呼びかけ

~情報交換、相互支援、活動基盤強化

 

【摘要】

1.野焼きは、除雪をしないで行う。野焼き事前準備、防火帯整備。

2.茅刈り新規参入者対策:自伐型林業の研修参加者にアナウンス。