年間活動計画

活動目標

「人と生き物が入り会うコモンズ村・ふじわら」づくり

活動方針:合言葉は「飲水思源」

・都市、地元、利根川流域の住民が飲水思源の志でつながり、楽しみながら汗を流す。
人と自然のほどよい関係で、生き物たちでにぎわう上ノ原の「入会の森(茅場・ミズナラ林)」を持続的に保全・利用していく。
継続はチカラそして日本のタカラを創る。

(2024年度の重点取り組み)

・専門家によるフィールドの植生調査を行い、これまでの変化を検証し、 これから目指すべき上の原の未来を考える。
・茅場の適切な管理として、野焼きが確実にできるように体制を整える。野焼きの効果の検証実験を行う。
・茅刈技術の向上により、出荷する茅の品質の向上と、安定的な販路確保をめざす。
・世界で進められている生物の多様性を保全する仕組み(OECM、自然共生サイト)への登録、認定をめざす。
・ホームページをリニューアルし、ユネスコエコパークとしての上の原の価値を幅広くアピールしていく。茅場保全と茅の利用(野焼き→茅の育成→茅刈技術向上→品質管理→販路確保)の安定的な循環の仕組みを強化する。特に茅刈りの担い手の育成と刈り取った茅の継続的な引き取り先の確保を目指す。

活動 主要行事抜粋 「一般参加歓迎プログラム」および「東京楽習会」。
4月 13日 総会・セミナー (於、東京都中央区)

27日(土)28日(日)定例活動① 野焼き・山の口開け 

~茅場の保全

5月 下旬  麗澤中学校樹木観察会  於、千葉県柏市

~次世代を育てる(秋のフィールドワークへの導入)

6月 15日(土)、16日(日) 定例活動② 森林整備とリトリート

~ミズナラ林の保全、生態系サービルの発掘

7月 13日(土)、14日(日)定例活動③ 防火帯刈り払い・歩道整備

~野焼きの安全確保、生態系サービスの発掘

8月 17日(土)、18日(日)定例活動④ 植生調査

~生態系への理解促進      

(藤原区民祭、藤原湖マラソン 予定)

9月 中旬 連携先訪問(日光茅ボッチの会 ほか)

~情報交換、相互支援

28日(土)29日(日)定例活動⑤ ミズナラ林整備と茅の穂採取

~ミズナラ林の保全、生態系サービス活用・社会貢献

10月 下旬  麗澤中学校フィールドワーク

~次世代育成

26日(土)、27日(日)定例活動⑥ 茅刈り および有志による茅刈合宿

~茅場の保全、生態系サービスの活用

下旬〜11月上旬 茅刈ウィーク(地元による茅刈り)

11月 23日(土)、24日(日)茅出し・山の口終い

~生態系サービスの活用、社会貢献

12月
1月 25日(土)、26日(日) 流域活動:小貝川、菅生沼の野焼 (於、茨城県常総市)
2月
3月 8日(土)、9日(日)定例活動⑧ 冬の自然観察と雪原トレッキング

~フィールドへの理解促進、地元貢献

【時期未定】

茅ユーザー交流  ~生態系サービスの発掘、理解促進

楽習会(首都圏部会による流域連携活動) ~青水の活動分野全般への理解深化

【通年】

希少種の育成、生育状況モニタリング  ~生物多様性の保全、フィールへの理解促進

NPO奥利根水源地域ネット側面支援  ~担い手の確保

自伐林業との相互交流         ~担い手の確保

茅の販路開拓             ~収益化を通じて担い手確保

全国草原再生ネットワーク等連携団体への上ノ原来訪・利用呼びかけ

~情報交換、相互支援、活動基盤強化

 

【摘要】

1.野焼きは、除雪をしないで行う。野焼き事前準備、防火帯整備。

2.茅刈り新規参入者対策:自伐型林業の研修参加者にアナウンス。